カテゴリー別アーカイブ: 読書のこと

切ない絵本を読んだこと

昨日は高校時代の友達と都内でランチしてきました。
ふらふら立ち寄ったキッズスペースは、小規模ながらも絵本とちょっとしたプレイスポット(靴を脱いで遊べるスペース)があって、面白かったです。

そこで気軽に手に取ってみた絵本が、意外に重いテーマで切なくなりました。


ぞうさん、どこにいるの?(バルー作 柳田邦男訳)

カラフルな木々のイラストにぞうさんがひっそり。
中を開くとへびさんとオウムさんも隠れて居ます。
よくある絵探し絵本かなーと思ってペラペラめくっていたら…。
なんと、だんだん木が切り倒されていくんです。最初は少しずつ簡単になる演出かな?と思ったけどそうじゃなかった。

少しずつ家が建ち、道路が整備され、家はビルに。小さくなっていく森。

居場所をなくしたぞうたちは、最終的には動物園を拒んで、新しい場所を探して旅立ちます。一本の木を乗せて。

なんかとにかく切なくなりました。
字はなくて、シンプルに絵だけなんだけど、とても切ない。
こういうことをしてきたし、今もどこかで行われている。共存ということを考えずにはいられませんでした。

著者の方のコメントをしっかり読んではいないのですが、ブラジルで訪れるたびに自然が少なくなっていった様をみたことが書いたきっかけのようでした。

合理的なコンクリートの道とビルは便利だけど、動物や虫もいる場所で、緑とともに生きていく方が、豊かなように感じられます。
(虫は嫌いだし、動物に襲われたり、荒らされたりは大変だけど)

もう少しいろんなことがわかるようになったら、改めて娘と一緒に読みたいと思う本でした。